つい2週間ほどまで雪が降っていた帯広ですが、昨日は30度を超える気温になりました。春を飛び越えて夏が来てしまったような陽気のなか、今年のジャガイモの栽培も開始しています。

種イモを植えた1週間前後に土を細かくしながら、種イモを中心に土を盛り上げる、培土(ばいど)という作業を行っています。

なぜ土を盛り上げるのでしょうか?土を被せることにより、地温を一定に保つ、芋の表面が日光にあたり緑色になるのを防ぐ、腐るのを防ぐ、芋は乾いた状態を嫌うので保水力を増加させる、茎が倒れるのを防ぐ、収穫時に土を芋と一緒に機械で収穫しやすくする、等々色々な効果があります。

今年は「はるか」をはじめとして「こがね丸」「十勝こがね」を主力に栽培しています。他にも「とうや」「さかや」などに加えて試験的に栽培している品種も数多くあります。折を見てご紹介して行ければと思います。

おまけです。我が家で食べる分を栽培している椎茸です。ついつい穫るのを忘れてしまい巨大なものが出来てしまいますが、肉厚で香りのいい椎茸を楽しんでいます。

春を迎えた帯広は山菜などの恵みもたくさんあります。山の中の綺麗な小川にはクレソンが絨毯のように自生しています。ものの数分で買い物袋がいっぱいになるほど採れますよ。

 

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