中藪農園「特製コロッケ」は以前よりご好評をいただいている、イモの美味しさを年中いつでもお手軽に楽しめる人気商品です。なんと、その特製コロッケがより美味しくなって新登場です!
皆さんはジャガイモの旬はいつだと思いますか?産地によって若干のズレはありますが、春と秋の収穫時期が旬と言われています。だけど、実は「今時期」もジャガイモがとても美味しい、隠れたジャガイモの旬なんです。
これまでの記事でも「はるか」を味わう。「十勝こがね」を味わう。「こがね丸」を味わう。と、3回に分けて掲載してきました、中藪さんのジャガイモの美味しい食べ方をPDFにまとめました。ご家庭ですぐに試せるシンプルな料理ばかりです。ぜひご家庭でも味わってみてください。(上の画像をクリックするとPDFが開きます)
今回は、フライドポテト用ジャガイモとも言われる「こがね丸」をたっぷり味わってみましょう。
「こがね丸」は少しゴツゴツとした皮で無骨な見かけですが、とても使いやすい品種で、程よくホクホクしつつもしっとり感もあります。ちょうど「はるか」と「十勝こがね」の真ん中にいる感じでしょうか。2つに比べると若干煮くずれしやすいですが、くずれたトロトロのジャガイモが好き!という方も少なくはないはず。肉じゃがなどにはピッタリの食感だと思います。
しかし、「こがね丸」の本領を発揮するのはフライです。後日の料理紹介でも取り上げますが、とにかく油との相性が良く、フライにした時の味と香りは格別です。業務用として用いられることの多い品種ですが、ぜひ皆さまにも味わっていただきたいジャガイモです。
「こがね丸」といえば、まずはフライドポテトです。ジャガイモの味をこれ以上ないくらいストレートに味わえる料理ですよ。
ジャガイモの皮をむきお好みの形に切ります 揚げ鍋やフライパンなどに油をいれます (オリーブオイルで揚げても美味しいですよ) 約170℃でこんがりキツネ色になるまで揚げます 熱々のうちに適量の塩を振りかけよく混ぜたら出来上がり
外サックリ中ホクホク、香ばしさの中にこがね丸の強い甘味がわき上がります。ひと味もふた味も違う、こがね丸のフライドポテトをぜひ楽しんでみてください。
続いての料理はコチラも定番のジャーマンポテトです。ご飯のおかずもさることながら、ビールのおつまみなんかに最高ですよね。
ジャガイモとベーコンをお好みの形に切ります ニンニクをみじん切りにします ニンニクをたっぷりのオリーブオイルで炒めます (ゆっくり焦がさないように低温で炒めてください) ベーコンとジャガイモを加えて炒めます (ジャガイモはレンジで加熱しておくと手早く作れます) 塩コショウで味を整えたら完成です
こがね丸は油との相性がとっても良いので、少し多めにオリーブオイルを入れるのがポイントです。ベーコンの旨味とニンニクの風味がこがね丸との相性がとてもいいです。写真では塩コショウのかわりにクレイジーソルトを使っています。色々な味付けを楽しんでみてくださいね。
最後に、北海道帯広市「ふく井ホテル レストラン バイプレーン」の長屋シェフに教えていただいた、「カレー・ウェッジーズ」を紹介します。イギリスの料理で、ジャガイモを皮ごと乱切りにしたフライドポテトのことです。
ジャガイモを丁寧に洗います ジャガイモを皮ごと乱切りもしくはくし型に切ります 約170℃の油で揚げ塩を振り味を付けます 盛りつけた後にカレー粉をお好みでかけて出来上がり
皮付きなのでより香ばしく、よりジャガイモの風味を強く感じられる料理です。カレー粉などのスパイシーな風味と良く合いますので、サルサソースなど色々な味にチャレンジしてみてください。
記事にも掲載している、中藪さんのジャガイモを使った美味しい料理のレシピを紹介していますので、ぜひご家庭でも味わってみてください。(クリックするとPDFが開きます)